【CSR】城南・力丸センターでの熱中症対策
2025年6月1日から、事業者に対し熱中症対策が罰則付きで義務化されました。
これを受け、各社で職場環境の改善や対策が進められています。
当社においても従業員の安全と健康を最優先に考え、今年の夏は城南センターと力丸センターにおいて熱中症対策が強化されました。
両センターは常温センターであり、猛暑の中でも冷房設備に頼れない現場環境です。
センター長の「夏を迎える前に何か手を打たねばならない」という強い想いから、早い段階で具体策を検討し、実施に至りました。
《 城南センターでの対策 》
城南センターは昨年、屋根2,000坪に遮熱塗料を施工し、庫内温度を約5℃低下させる効果を得ていますが、それでも連日38℃を超える厳しい状況が続いています。
城南センター 遮熱塗装の記事はこちら
そこで、ネッククーラー・ネックファンを導入。
フォークリフトの乗降やハンドリフトを引きながらのピッキング作業では、空調服の着用は動きの妨げになるため、軽量で使いやすいネッククーラーを採用し、社員11名・パート12名全員に支給しました。
冷却プレートにより首筋や血液の通り道を冷やせるので、強力な冷却効果が期待できます。
また、製氷機の氷を利用してクーラーポットにスポーツドリンク・麦茶の常備し、マイカップで自由に飲める体制を整備。
7月1日より開始しています。
《 力丸センターでの対策 》
これまでの夏の作業状況をもとに今年は7月1日から空調服を導入。
作業中の体温上昇を抑え、快適に作業できる環境を整えました。
さらに、パートさんの要望に応え、休憩室にウォーターサーバーを設置しました。
衛生的で冷たい水をいつでも飲める環境を提供し、好評を得ています。
熱中症対策の強化は、従業員が安全で健康に働ける職場環境を実現するとともに、働く意欲と生産性の向上にも貢献します。
関東運輸では、これからも現場の声を反映した取り組みを進めて参ります。