【安全教育】トラック実技講習を行いました
12月は1年の中で最も交通事故発生件数が多い月とされています。
弊社では安全性向上のため、トラック実技講習を実施致しました。
当日の様子をご紹介します。
まずは「死角の確認」です。
運転席からの死角をポールとコーンにより可視化し、車両内・外から再確認しました。
ダッシュボードやピラーによる死角など、意外と多いですね。
次に、「運転姿勢とミラーの調整」を確認しました。
正しい姿勢で座ることにより死角を減らし、ミラーの調整と発進・後退前の6点指差呼称を行う事で更に安全性を高めます。
次は「距離間隔(ながら運転の危険性)」についての説明です。
ハイビームは約100m先を照らしてくれるのに対し、ロービームは約40mとされています。
講習では60km/hで1秒間に進む距離(17m)にコーンを設置し、1秒後に自車が進む距離を目で見て確認、危険予測・予知の必要性について再確認しました。
次は「日常点検の必要性・見るポイント」です。
日常点検の項目ごとの説明や、日常点検を怠った事による事故事例や処罰の説明を受けました。
漏れなく点検を行い、事故無く安全に運行していただきたいですね。
最後に「車両のオーバーハング、内・外輪差」の再確認です。
オーバーハングとは、車輪の中心を基点として前輪および後輪から外側に伸びる車体の部分を指します(赤矢印部分)。
トラックの横にポールを立てオーバーハングを可視化し、オーバーハングをなるべく出さない運転方法を実施しました。
トラックが曲がる際に車体がどの程度はみ出るのか実際に体験し、改めて認識することが出来ました。
こちらはあい路(隘路)走行を実施した時の様子です。
今回の講習を受けて、改めてトラック特有の現象を理解・把握し、今後に繋げていただきたいですね。
関東運輸では、引き続き安心安全な配送に努めます。